Wednesday 12 November 2008

職人さん

おじいさんが一人でされている靴修理屋さんへいってきた

お気に入りの新しい革の靴に底を貼ってもらいたいとお願いしたところ
「それはお客さん靴がかわいそうだよ。申し訳ないけど、私はそれはできません」という
「どうしてかというと、底は靴をはき込んで革が薄くなってから貼るもので、始めに貼ってしまったら靴の職人さんが作った靴の履き心地や革の味わい、バランスを無視してしまうことになってしまうんだよ。」

そうおじいさんは熱心に話してくれて、私の心はふわ〜と胸がいっぱいになりました。
「わかりました。この靴を楽しんで味わってあげてからまた来ます!」
そういってお店を出ました。

「こんなこと言っては商売にならないよと周りから言われるけど、でも私は正直が一番、それから自慢することも大嫌いなんだ。
だからコツコツと細々とでもこうやって靴とお客さんと向き合っていきたいんだ」
そう話してくださいました。

私はこういう人がとてもとても好きです。

そんなおじいさんは靴作りに携わって50年だそうです。昔は靴作りの職人さん。
芯のある人ってほんとに素敵だなぁ

なんだかとってもいい気分、またおじさんに会えて忘れていたいろんな気持ちがよみがえってきました

Sunday 28 September 2008

神棚おそうじ

今日は一日掃除をしてた
朝起きて、神棚の掃除をした
生まれて初めてしました
いつも父がまめに掃除をしててくれていて、うちでは父しかしてあげてなくて、
お伊勢さんへいってきて、神札をいただいて、それがきっかけで私も神棚をお掃除させていただくことができた

掃除をしてあげる
ではなくて、
掃除をさせていただく
というのがふさわしいんだと思う

日本の神様にふれて、すごくいろんなこと整理がついた

伊勢の帰りに、お華の展覧会をみてきた
茶室に生けるお華

「花は野にあるように」





あまりに自然で、すごく、どきどきした。美しくて。

(着物を御召しになった方々ばかりでちょっと場違いな私でしたが、いいの!)


今日は玄関も掃除をした
模様替え
感化され、お花も生けてみた

ものがないっていうのはいいな
これからジャンジャン自分の殻を捨てていこう

明日は新月、さてまた新しい種を蒔こう