Friday 25 February 2011

ずっとあなたを愛してる IL Y A LONGTEMPS QUE JE T'AIME


Story:
わが子を殺害した理由を語ることなく15年の刑期を終えたジュリエット(クリスティン・スコット・トーマス)は、歳の離れた妹レア(エルザ・ジルベルスタイン)の家に身を寄せる。
長い空白期間を経て再会した姉妹はぎこちなく、彼女はレアの夫や娘たちとも距離を置く。
孤独の中に閉じこもるジュリエットだったが、献身的な妹や無邪気な姪と過ごすうちに自分の居場所を見いだしてゆく。そして誰にも打ち明けることの無かった真実を明かす時がきて・・。

製作:フランス/2008年
原題:Il y a longtemps que je t'aime 英語題:I've Loved You So Long

監督・脚本:フィリップ・クローデル(Philippe Claudel)
出演:クリスティン・スコット・トーマス、エルザ・ジルベルスタイン、
   セルジュ・アザナヴィシウス、ロラン・グレヴィル、
   フレデリック・ピエロ、リズ・セギュール、ジャン=クロード・アルノー


●こういう映画とっても好きなのです。なんだか心が落ち着くんですよね。

Thursday 24 February 2011

子供のころに癒されなかった心のこと

31歳になったけれど、まだまだ心の中には子供の私がいっぱいいたんだと思いました。

インナーチャイルド
子供のときに傷ついた心を解決しないままにしているとそれを抱えたままに大人になってしまう
それは大人になれば流したり、耐えたり、ストレスを抱えながらもなんとか処理できることなんだけれど、
子供のころにしてはとてもとても辛いことだったり、怖いことだったり、全身で遊んだり、なんでもおもいっきりできていた素直なこどもだったから、全身で恐怖を感じていたんだと思う

あらゆる面でのストレスはそのインナーチャイルドに関係していることが多いのかもしれない。
そんなことを、去年の夏からの心の観察で気付かされていきました。

ぐねぐねにからみあった糸をゆっくりだけどほどいていく作業
意識していなかった自分を知るということは容易なことではないけれど、でもそれを受けいれなければ変われない

私の場合、簡単に言うと自分をおろそかにして、人からどうみられるかということにばかり意識しすぎて、
でもその陰には、人から嫌われたくない、よく思われたいという気持ちが潜んでいる

気をつかうことで、ひとりになったときぐでんと無気力になったり、イライラしたり、溜めこんでいく
片寄りのある食事になったり、暴飲暴食で食事がみだれていく、生活が乱れていく、それがアトピーの体をつくって、また病気でのかゆみによる耐えられないつらさ、容姿がどんどん変わってく恐怖など、どんどんストレスがたまり、症状が消えるように薬に頼り、依存することで体まで痛んでいく。。。
そんなことをずっと繰り返してきました
そして、自然療法に変えて、食事を良いものに変えても潜んでいる心の問題を解決していないと、芯はとれないままになっていて、心の問題から治療に支障が生じてきてしまうことにも気づきました。

心の中を自分はほんとうはどうしたい?どう望んでいる?ということを素直で正直な視点で観察すること、人よりまず自分を労わることをしていくことをしていると。どんどん自分が癒されていく、自分のことがみえてくる。


最近ふと思い出した古い過去のこと。
心の観察と最近処方していただたフラワーエッセンスが引き出してくれたんだと思う。

小学校のときの担任の先生のこと。
とても怖くて、先生の思うとおりにならないとその鬱憤を生徒たちに当てつけてくる人だった
先生もストレスがあったんだと思うけど、とても怖くて、私たちはいつも先生の前で良い子でいなくちゃいけないので、先生の召使のように気をつかっていました。少なくとも私はそうでした。

家に帰ると、いつも先生が嫌だということを訴えていたらしい。
人より劣っている人をひどく差別をしたり、女の子にブスだと言ったり、仲間外れにしたり、自分もそうなるのが怖いから一生懸命頑張った、限界までがんばりすぎて貧血で倒れたこともあった。今までこんな先生はいなかったし、先生は平等なんだと思っていたから、とても傷ついたんだと思う。
ほんとうはこんなことはしてほしくなかった。やめてほしかった。でも言えない。だから一緒に笑っているしかない。
気に入られている子たちは先生のことが大好きだから、先生を嫌いと思ってないみたいで、私が嫌だと思っていることも言えず、好きにならないといけないと言い聞かせていたのかも、人からはみ出てはいけないんだ。
傷つきたくない。

そんなことがあってから、自分が人から嫌われないように気を使う行動をする癖がついてしまっているみたい。
ということを思い出して気づきました。


そっか、あのときこうしてほしかったんだ。
あのときたとえば、家族が「そうねそれはいけないことだよね」とか、間違っていることをみとめて同じ気持ちになって考えてくれたら少しは違っていたのかもしれない。(たぶん家族は聞いてれたけど、ただの出来事として流してしまったのだと思う。それよりも家でヒステリックになる私をどうにかしたいと思ってたのかも、それはそこが原因だったんだきっと)

それがそのときの子供の気持ちを癒してクリーニングしていく方法なんだと思う。
当時ほんのちょっとだったアトピーは、その後どんどん悪化していったので、心の他人から自分をうまく防御する癖もついてしまったし。

今やっとそれに気づいて、心の整理、気持ちの整理をしてあげたら、今までの自分がさらに軽くなって、いつもこう思ってしまっていた心の癖が消えつつあったり、これはこの気持ちに関係していたってこと?と、どんどんストレスがなくなっていく、執着がっあった心が。

こういうことが大人になっての心のストレスの発端となっていることもあるんだ~
大人になったら、こんな話聞いたら「こんな人もいるんだ」くらいで流してしまいがちだけど、子供にとってはとてもとても大きなこと。
大人になると、そういう傷ついた気持ちを大人の視点から封印してしまっているんですね。でも、心の不安の種はそこなのですね。

私に家族ができたら、気をつけて接してあげようって思いました。
そして自分にも、日々正直に接してあげること。
自分のことって、大切な人のことってほんとに難しい。ほんとはとてもシンプルなんだろうけれど。。

抱えるものが重たすぎるというのは悪循環
手放していつも軽くいくことなんだ、きっとって思いました。

Tuesday 22 February 2011

92歳のイサ子おばあちゃん


2月4日 私の誕生日
今日も太陽が気持ちいな~と陽のあたる廊下で外を眺めたり、あ~私幸せだなぁ~と
たぶん今までで一番幸せ
どんどん幸せになっている、というか幸せに気付いていっているんだと思う
そんなことを考えていると電話がなった

おばあちゃんのお世話をしていただいている施設からだった
体調が急変して病院へいくとのこと

急いで車を走らせて施設へ向かう
涙があふれてくる
おばんちゃんが死んじゃうかもしれない

ここ数年、家族が死んじゃうかもしれない
大丈夫だったけど、そんなことが2度あった
心配で胸が苦しくなる感覚
時間の流れもなくなったみたいな

施設へつくと、ちょうどおばあちゃんののった救急車がでるところで
私も付き添うことができた

よかった、ちゃんと温かいし、動く
すこし安心した

救急車の中、救急隊の方の立派な仕事
今までのった救急車ではそんな余裕はなかったけど、今回は気持ちに余裕があったみたい
私の父は救急隊&消防隊だった
お父さんはこんな風に毎日仕事していたんだなぁ
どんな人が乗ってくるかわからない中、最善を尽くして、ご家族のフォローもして、
お父さんてすごかったんだな
なんてことも考えたり
父は仕事のことは家では話さなかったけど、たぶんたくさんのことを抱えていたんだと思う
当時父が心の病になってしまったのも、仕方ないことだと思う


病院へつくと、インフルエンザによる肺炎
お年寄りの80%は肺炎で亡くなりますからね
92歳のおばあちゃんにとってはとてもリスクが高いので、そのことも頭にいれていてくださいと言われた

毎日病院へいっておばあちゃんのそばにいる、
脳卒中で2年前に倒れてから、話せないし、私たちのことも覚えているかもわからないような状態になってしまったけど、一方的だけど、家族はみんな話かける

めちゃくちゃ元気で勝ち気で、みんなにも人気者だったおばあちゃん
でも、弱音も吐かず、いつもだれよりもがんばってた
家事をして、畑をして、運動をして、全部毎日休まずずっとやってた

両親が共働きだったので私はおばあちゃんに育ててもらったようなもの、仲良しだったし、けんかもよくした
私のおばあちゃんは、心の相談をするタイプじゃなかったけど笑、でも継続をすること、心を抑えて家族のためにすること、不満も言わずなんでもやってた。自分にものすごく厳しい人。
それってものすごくすごいことだと思う
私が一番苦手としてて、私にとても大切なこと
思ってても、わかっていても、なかなか続かないのだもの。


そんなおばあちゃんは、病院でめきめき回復、驚くベき生命力、免疫力だと思った
あれだけ、元気な時全身を使って動いてて働いていたもの、と納得してしまうほど
でもよかった、またいつものおばあちゃんに戻ってくれて

退院後1週間家族やおばさんとお家で介護をして、また施設に戻っていきました

話すことができなくても、いつもいた人がいるだけで、とっても幸せになります
家族っていいな★

Monday 14 February 2011

ともだちから


ポストをあけると秋田に住む友達からのプレゼント
今年は雪がすごすぎて、仕事行く以外は家に籠るしかないのだそう
だから編んでみた って、しづちゃんらしい
1度遊びにいったことがあったけど、そば畑に囲まれたとってもすてきなところでした

雪の中編んでくれた手編みの靴下、うれしいな~

しづちゃんと私は東京の服飾学校で寮が一緒だった
少ししか話したことがなかったけど、何年かして私が青山の珈琲屋さんで働いていたときに
たまたまお客さんできて、久し振りの再会
しづちゃんの住まいはお店のご近所だったので、仕事帰りに遊びにいったり、それからずっと仲良し
たまにどうしているかな~と手紙を書いたり、電話をしたり

そんな大好きな友達なのです
とってもすてきなお友達、ショートカットがとーっても似合うのです
まるでJean Sebergみたいなの

Thursday 3 February 2011

枯れた花




枯れた花の美しいこと
色に形に
最後までこんなだなんて
素敵だねーあなた