Tuesday 22 February 2011

92歳のイサ子おばあちゃん


2月4日 私の誕生日
今日も太陽が気持ちいな~と陽のあたる廊下で外を眺めたり、あ~私幸せだなぁ~と
たぶん今までで一番幸せ
どんどん幸せになっている、というか幸せに気付いていっているんだと思う
そんなことを考えていると電話がなった

おばあちゃんのお世話をしていただいている施設からだった
体調が急変して病院へいくとのこと

急いで車を走らせて施設へ向かう
涙があふれてくる
おばんちゃんが死んじゃうかもしれない

ここ数年、家族が死んじゃうかもしれない
大丈夫だったけど、そんなことが2度あった
心配で胸が苦しくなる感覚
時間の流れもなくなったみたいな

施設へつくと、ちょうどおばあちゃんののった救急車がでるところで
私も付き添うことができた

よかった、ちゃんと温かいし、動く
すこし安心した

救急車の中、救急隊の方の立派な仕事
今までのった救急車ではそんな余裕はなかったけど、今回は気持ちに余裕があったみたい
私の父は救急隊&消防隊だった
お父さんはこんな風に毎日仕事していたんだなぁ
どんな人が乗ってくるかわからない中、最善を尽くして、ご家族のフォローもして、
お父さんてすごかったんだな
なんてことも考えたり
父は仕事のことは家では話さなかったけど、たぶんたくさんのことを抱えていたんだと思う
当時父が心の病になってしまったのも、仕方ないことだと思う


病院へつくと、インフルエンザによる肺炎
お年寄りの80%は肺炎で亡くなりますからね
92歳のおばあちゃんにとってはとてもリスクが高いので、そのことも頭にいれていてくださいと言われた

毎日病院へいっておばあちゃんのそばにいる、
脳卒中で2年前に倒れてから、話せないし、私たちのことも覚えているかもわからないような状態になってしまったけど、一方的だけど、家族はみんな話かける

めちゃくちゃ元気で勝ち気で、みんなにも人気者だったおばあちゃん
でも、弱音も吐かず、いつもだれよりもがんばってた
家事をして、畑をして、運動をして、全部毎日休まずずっとやってた

両親が共働きだったので私はおばあちゃんに育ててもらったようなもの、仲良しだったし、けんかもよくした
私のおばあちゃんは、心の相談をするタイプじゃなかったけど笑、でも継続をすること、心を抑えて家族のためにすること、不満も言わずなんでもやってた。自分にものすごく厳しい人。
それってものすごくすごいことだと思う
私が一番苦手としてて、私にとても大切なこと
思ってても、わかっていても、なかなか続かないのだもの。


そんなおばあちゃんは、病院でめきめき回復、驚くベき生命力、免疫力だと思った
あれだけ、元気な時全身を使って動いてて働いていたもの、と納得してしまうほど
でもよかった、またいつものおばあちゃんに戻ってくれて

退院後1週間家族やおばさんとお家で介護をして、また施設に戻っていきました

話すことができなくても、いつもいた人がいるだけで、とっても幸せになります
家族っていいな★