Wednesday 30 December 2009

南インドの旅

2週間ほど南インド チェンナイへいってきました

アーユルベーダをするわけでもなく、
毎日、南インド料理とミュージックシーズンを楽しむという旅

毎日半袖で、ぎんぎんの太陽浴びてベジタリアンマサラ料理を食べ汗をかいてはしゃいでいました
なんと楽しい!

朝起きて、ベランダからチャイ屋さんの朝の仕事と町の人たちをぼーっとみて
ノンシュガーのチャイと、Vadaとidliを食べる
お供え物用のお花売りからジャスミンのお花を買って、髪に結えてもらう
とってもいい香り

毎日ぷらぷら、雑貨屋さんに文具屋さんに布屋さんにお買いもの
ミールスをたらふく食べて、
街のインド人と戯れ、コンサートをきいて、夜ごはんもドーサなどなどおいしい南インド料理を堪能
道端でフルーツを買って、水のシャワーをあびて、蚊帳に入って蚊取り線香をたいて眠る
朝は爆音で街に流れるコーランをきいて夢うつつで眠る
ホテルでは、いろんな国からきた旅人さんたちと私の精一杯のカタコトの英語で話す
みんな陽気でおもしろい
そんな毎日の繰り返しがとても幸せなのでした

ベジタリアンなので、なんと食事にストレスがないって幸せ!とルンルンでした
日本で外食するとなるとこうはいかないので。。。


朝から晩まで働きもののインド人たち
神様を敬うことに深く根付いた生活
家族を思うやさしさ
だれもがみんな助け合うのが当たり前の生活
にこにこ人懐っこい子どもたち(大人も)、
なにをしていても、周りを気にすることなく毎日そのままの自分を生きる姿に、
すべてが人間らしくて素敵!


シンプルすぎる私たちの生活に
気をつかいすぎる私たち
もちろん、その裏にはやさしさもあるからなのだけれど
なんだかいろいろ考えさせられました

戻ってきて、とても寒くて、現実の生活が物足りない
あんな風に毎日が充実して楽しんでいる自分が好きだなと思ったり


チェンナイは今ミュージックシーズン
南インド古典音楽音楽のカッチェーリ(コンサート)が毎日、朝から晩までいろんなところで楽しめます
チェンナイ在住のあきらじーさんとはるなさんにお世話になって、
毎日素敵なコンサートをチョイスしてもらいました

*明さんは写真家で、現在は南インド古典音楽シーンを撮影し伝えています。
はるなさんは持前のセンスを生かして旅でみつけた布を使って素敵な小物をつくったり、雑貨を日本で売ったりしています。


これがもう!ほんと!最高!
自分たちの伝統を大切に、ずっとつなげていく、神に捧げ、魂が大きな世界と一体となる神秘的な世界。
次元が違いました。ほんものの音楽。
インド音楽ってタブラやシタールをつかった音楽というイメージだったのですが、
南インドの古典音楽は、唄とバイオリン、ムリダンガムやガタム、そしてタンブーラなどを使った素敵な音楽。
私はVeenaの音色が好きでした。
子供からお爺ちゃんおばあちゃんまで、みんなが楽しんでいて、そんな生活が全然当たり前。
すべてが私たちの本来あるべき姿なんだろうなと感じたり。
もーう感動。



好きなことを楽しんで生きているあきらじーさんとはるなさん。
私の保護者まゆちゃん。旅慣れたまゆちゃんは、どこでもタンタンとなじんでいく。
すてきな3人のお兄さんとお姉さんにお世話になりっぱなしでした。
みんなのお陰で最高の旅ができました


どーしよう、これから
ちょっと真面目に未来のこと考えよーっと。
ちまちまやってないで、人生楽しまなくちゃ損ですね


さて、あっちでインド人の風邪がうつってしまいました
39度近い高熱
自然療法人体実験。バナナの葉を枕にして(熱さまし)、ほぼ断食で寝たきりの2日間。
非常食でもっていった梅しょう番茶、あとは玄米ごはん、味噌汁に弱っていた時は助けられました。
ほんとだ、なにもしなくても治るんだと証明できてうれしかったり。
(これも看病してくれたまゆちゃんのおかげ!)


実はこの歳になって念願の初海外旅行
もうそろそろ結婚に出産に。。とかちょっとリアルに考えないととよぎっていたのですが、
でも「もっと一人のうちいろんなことをみていかなくては!」と思ってしまったのでした
うふふふ

インド人のおもしろさに、時々今でも思い出し笑いしてしまうのでした

帰国後は余韻にひたりつつ、明さんに選んでもらって大量買いしてきた、カルナーティック音楽のCDやDVDを楽しんでいます
明さんとはるなさんのチェンナイから発信している南インド音楽と生活の日記がとっても楽しいです!
現地でしか手に入らないCDなどの通販もあってとってもおすすめ。

また来年いきまーす♪


さて、みなさんメリークリスマス♪
私はというとアップルパイを焼いて家族でいつものごはんを食べました
りんごの甘味だけ活かして、適当にワインとかローズマリーとかナツメグいれて焼いてみたところ、すんごく美味しくできました
勘が当たるとうれしい。失敗も多々あるのですが。



みなさんもよいクリスマスを!



明さんとはるなさんのブログとHPがおもしろいので是非みてみてください!

南インドの生活がすぐのぞけてしまいます
カルナーティック宣言 http://blog.goo.ne.jp/focuscarnatica
明さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/akira-65
はるなさんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nasoraso 

Wednesday 9 September 2009

青森旅




先日、青森へいってきた
佐藤初女さんの森のイスキアへ
初女さんは、人々を癒す人
こんなに、人を受け入れる優しくできる、マザーテレサと同じ精神なんだと感じました
人々の心は病んでいくけれど、もし楽になったのならば、今度は助け合うということをしてほしいと思いました。
彼女の体はひとつなのだから。彼女は受け容れつづけるのだから。

私はおばあちゃん子なので、どうもお年寄りと一緒にいると癒されるみたい
もっともっと彼女を知りたいと思いました
心のこもったお料理も、おにぎりもほんとに美味しかったです(丁寧なおにぎりのつくり方も教えていただきましたよ)
ありがとう

講演やガイアシンフォニーを是非みにいきたいです


青森は空も森も、ほんとに奥深くて、温泉もたくさんあって(毎日温泉)、すごーくいいところでした
白神山地も八甲田もとってもよかった
森が深く、自然そのままでした

縁あって連れてきてもらえて、感謝感謝

Saturday 5 September 2009

ホ・オポノポノ

少し前にホ・オポノポノという癒しの方法に出会いました
なんとなく、魅かれて、意識するようにしているのですが、
今日不思議なことがありました

帰り道、道路に小さな動物が車にはねられて横たわっていて、急だったし避けて走りすぎました。
でも気になるので戻ることにしました。
植物や土のあるところに運んであげよう
またひかれたら痛いだろうし、かわいそうだしと思って、、イノシシの子供でした

朝も一瞬だったけど見た気がして、でも夕方になっても他の車にはたぶんひかれずそこにいれたみたい
でも痛々しくて、胸が痛くなった

運んであげて、お花を添えて、ホオポノポノの言葉を唱えて、川で手を清めました
そういえば、春にも那須へいって朝散歩してたら、猫がひかれてて、そのときはおなかに赤ちゃんがいて、
すごくかわいそうで、その時も同じように道端に寄せてあげたっけ。
人間のせいでごめんねって思ってしまう。
でも、動物だけじゃなく、私たちだって全然ありうること。
気をつけなきゃ

そして、また帰り道のつづき
いつも私は運転中はすごく頭がさえて、いろいろ考え事や発見ができるのですが、
今日は、お父さんのこと。
私のお父さんは消防士でした。火事も救急も、いろんな人の事故を毎日40年もみてきた人。
仕事はがんばってしていたけど、仕事以外ではとても余裕の作れない人で私は父のそういうところが駄目なところだと思ってました

でも、退職して毎日家でストレスのない父をみていると安心もしてて、
今日イノシシをみて、それだけでも衝撃だったのに、人間を扱ってたお父さんはどれだけいつもショックを受けてたんだろうと初めて感じました
父はとてもやさしい人で、正直そういうことを割り切れるタイプではなく、でもそうしないとやっていけないだろうし、感情を麻痺させるために、他のことがグラグラになってしまったんだと思いました

そんなことに気づいたら、涙がぽろぽろ止まらなくなって、父の苦しみがわかりました
あれ?これってホオポノポノの本にも書いてあったこと

そういえば、昨夜旅から帰ってきて、いろんな出会いがあって、家族との関係を大切にしよう
と、朝から自分に余裕ができて、みんなでお土産のとうもろこしを食べることができた
不思議と自分の心がやさしくなれてた

素直になれなかったのに、素直になれて家族孝行できるようになれそうです
やっと

Tuesday 20 January 2009

10年前にタイムスリップ

2日間東京へいったのは、観たかった映画と日暮里で生地を買いたかったからなのでした


日暮里にいくのはすごーく久々、とっても懐かしい
思い出の場所を通ったり、服飾の学校だったので学生の時に生地を探しに通っていたお店にいったり、
お店の方が生地のこと熱く語ってくれたり、ものづくりをしている人たちが集まって、若い子たちもみんな楽しそうで
この街はエネルギーがいっぱいだなって、あのころはわからなかったけどそんな風に感じました
9年ぶりくらいに半日生地探しに駆け回ったのでした
アパレルの仕事をして、生地を見る目は養えてるんだなっていうのも、はじめてわかりました
うれしいな~
やっとものづくりしたくなってきた私なのでした



それからずっと楽しみにしていた映画をみてきた

セドリック・クラピッシュ監督の「PARIS」


文化の時からの友人みきこさんと一緒に、
私たちは彼の「猫が行方不明」という映画をみて育ちました

今回は、当たり前になっていて気付かない私たちの日常。
人を好きになったり、悩んだり、笑ったり、怒ったり、、、それは生きているからできること、生きるということは素晴らしい。
そんなことに気付かせてくれる映画でした
またお陰さまで心が整えられました

それからピカソとクレー展もみてきました
ほんと、胸が一杯
なんてきれいな色使い、見ていてほんと幸せ!
カンディンスキーの絵も、美しすぎて呆然と立ちすくしてしまいました


好きなものに包まれて、なんとも胸いっぱいな2日間なのでした


ハチ公前で待ち合わせ♪