Friday 8 July 2011

木村秋則さんの自然栽培塾

30年ほど前に、不可能と言われてきた無農薬りんごの栽培に成功した青森の木村秋則さん。
りんごや稲、野菜の気持ちになって、声を聞いてあげて育ててあげます。
農薬、化学肥料はもちろん、有機肥料も使わずに、自然のままの本当の健康的な野菜や果樹を育てることを伝えています。

石川県羽咋市ではJAが自然栽培を推進していて、木村さんを顧問として塾を開いています。
JAが無農薬を推進するなんて、全国でもここだけ。真逆が普通だから。
そこで勉強させてもらってきました。

木村さんの自然栽培ももちろんだけれど、私は木村さんの生き方や考え方にとても惹かれます。

農薬の使わない、安全なりんごを育てたい一心で沢山の苦労を乗り越えてきた木村さん。
いろいろな自然農法の先生がいるけど、野菜や果物を自分の子供のように育てる愛のある農業に惹かれました。
それはとっても自然なことだから。

木村さんは長年かけて経験して学んだことを優しい笑顔で惜しみなく教えてくださいます。
1つ1つ発する言葉は植物に対する愛情いっぱいで、私はいちいち感動してなんだかとっても幸せな時間でした。

今までと草たちに対する気持ちが変わってきました。



震災があって、流通システムがストップしたら食べ物も得られなくなる、水道管が壊れたら水も止まってします、そんなことを体感して、生きるために先人がしていたことに戻ることも必要だと思いました。
自分のくらい野菜を育てて、山水のあるところに暮らしたら、
なにがあっても安心してとりあえずは生きれるんだなと、
そういう暮らしをゆくゆくはやっていこうと思います。

先日、木村先生の築いた自然栽培が国連のFAO農業食糧機構の、世界重要農業遺産システム「GIAHS」に認証されたそうです。
国連がこの農法を重要な農法だと認めたそう。
木村さんの自分を信じて生きてきた沢山の経験から生まれた知恵がこうやってどんどん広まればいいなって思います。
おめでとうございます♪

自分を信じて生きるということかぁ、、、。私も私らしくね。



少しづつ野菜をつくっていこう。

そういえば、今回学んだのですが、有機農法は安全ではないということ。
抗生物質漬けの動物の糞などの有機肥料なので、実験すると野菜やお米がひどく腐敗してしまうのでした。それってお腹の中でそうなるっていうことだそう。

みんなが安全な食べ物を食べられるように変わるといいな!