Saturday 29 May 2010

おばあちゃんのこと

今日はおばあちゃんの七回忌
母方のおばあちゃんなので一緒には住んでいないのだけれど、
おばあちゃんがいなくなった後、今でも教えられることがたくさんあります

おばあちゃんは、お母さんを産んですぐ体調が悪く病院の薬の副作用で耳が聞こえなくなってしまうそんな大きな障害のある人生をもった人でした
私くらいの歳で、ある日耳が聞こえなくなる
それはとっても、生きることが大変だったと思います
たくさん悩んだと思います

口の動きで会話を読んだり、伝わらないときは紙に書いて話したり
それが小さい頃から当たり前でした
昔は当たり前だったけど、こうやって私もアトピーだけど、自分の病気と闘病するようになって、
おばあちゃんから学ぶこと、おばあちゃんの精神性
自分と重ねることが多くなってきました
もっと、おばあちゃんと話したかったな
今おばあちゃんと話たいな
おばあちゃんならどんなアドバイスをしてくれるんだろう
そんな風に思います
生きてる頃は私もまだまだ子供だったから

おじさん、おばあさん、父、母とお寺で供養してもらって、会食
お寺の鐘の音も、木魚の音も、お坊さんのお経の声も、仏様の像も、線香の香りも
伝統的な風習
私はとても好きです

そして大人たちにいろんな昔の生活の話をききました
今はもう便利になってなくなってしまった生活
母たちが小さい頃にはまだあった生活
五右衛門風呂のこと、お水は井戸から汲んで水がめにいれて使ったこと、
火事にならないために、お風呂が離れにあったこと、、、などなど

昔の暮らしは循間することを考えたことをしていて、
それはとても大切なヒントが隠されているように思います

もっともっと、一緒に、近くに住んでいるうちにいろんな話をききたいな
それに、みんなと話しているとやっぱりたのしい
私たちにしかわらかない私たちだけの話 


遠く離れたところに住むのもいいな、なんて思っていたり
海外もいいのかもなんて、ふと考えたりしていたけど、
やっぱり家族の近くに住むっていいことなんだなって思いました

ここじゃなくても、すぐ行こうと思ったらいけるところに、住むことも頭にいれよう