Thursday 19 January 2012

ひさびさ実家

日のあたる縁側で、体いっぱい太陽を浴びて、あぐらをかいてごはんを食べる
この場所の冬の太陽って、ほんとに気持ちがいい

このお家の中で
ふとんの中でぬくぬくして起き上がる
朝みんなで緑茶をのむ
いってらっしゃいの見送りをする

庭の木々が風にゆらゆらゆれて、葉っぱがきらきら光ってる
鳥が鳴いている
風がこんなに気持ちがいい

大工さんがトントン家を作っている音がする
広々とした我が家の気持ちいいこと
家の中をほうきで掃除する、外ではなくて家の中で洗濯物を干す


ベランダから眺めていたいつもの景色
私の植えたユーカリの木やハーブたちがぐんぐん大きく育っている
いつも通っていた道を通ってみる
あの道を夕日の時間に通ってみる

家族の夕ご飯をいつものここでつくって待つ
この畳に座って、ストーブにあたって、大好きな家族とお喋りする、テレビをみる、みかんをたべる
そしてゆっくりお風呂に入って、おやすみなさいと言って眠りにつく

ここでまた家族と同じように過ごせること
いつもしていたこと
そんなあたり前だったことが、こんなに幸せなことだったなんて

放射能という見えないベールにかかっていても、同じように同じ生活ができることの幸せもわかる
だから、それでもここで暮らす人の気持ちもわかる
不安不安で外へ出ていった人の気持ちもわかる
批判する人の気持ちもわかる
でも、心に嘘をついている人の気持ちはわからないけれど

久々ここでの暮らしを楽しんでます
あ~幸せ~