Sunday 23 October 2011

素晴らしきかな人生



精神世界のお話

ちょうど1年前、世界の先住民のおばあちゃんたちが日本へいらしてくれて、世界の問題、地球の問題を先住民族の知恵で話し合い、癒し、祈るというグランマザー国際会議をしてくださいました。
そこで私はとても貴重な体験をすることになるのでした。

http://motherspirit.org/grandmother/index.html
http://www.forthenext7generations.com/

体が病んだとき、その大きな原因が心の面だと気づくようになってから、心を穏やかにしてくれる彼女たち先住民族の精神にとっても惹かれるようになりました。
自分をもっと知って、癒すための知恵を学びたくて行ったのでした。

グランマザー国際会議の当日、予期しない自然災害が私たちを襲って、数年前から準備していたというすべての予定がまっさらになりました。
島への通信手段も失って、飛行機も飛ばない、現地では大変な洪水の被害、、、。

どうしよう、ここまで決心して来たのに、確実なことがない、やるかやらないか。どうなるかがわからない、鹿児島までの飛行機ももうすぐ離陸、いっていいのかもわからない、私はどう選択したらいいんだろう。問い合わせしても連絡がつかないし、連絡を待つしかない状態。
でも後悔したくない。

迷いながらも、自分の心の正直さを探っていく、そして動くと新しい出会いに、心穏やかなことがやってくる、そしてまた選択する。
わからなくなったら、不安になったら、頭で考えずに、今自分の気持ちと向き合って、祈ることが心の平安につながるということもここでリアルに学ぶことになりました。

そして、その中で学んだことが、

「それぞれが自分にとって正直な選択をすること、
そうするとどんなことになっても後悔しない。
不思議なことに願いが叶って、本来の自然の流れに乗れる」

ということを経験で学ぶのでした

自分の心と相談してこれと腰をすえて動く、その過程も、グランマと一緒に祈る体験も本当にすばらしい体験でした。
そして、そこで繋がった縁で、今私はここで暮らしています。
震災が起きて、あっこれはあの時と同じ、でもあれは予行演習だったんだ、、、と思いました。
どうしよう、被ばくするかもしれない、でもこんな状況で家族を見離せない、どうしよう、でも怖い、、どうしていいかわからない、、、

でも私、たぶん今ここにいることで、将来子供に影響があったらきっと後悔する
自分の体を守ってあげることが、未来の子供たちを救う唯一の方法なんだ、、
でも何よりここにいるのが怖い、こんなに毎日大きな地震が続いて、原発も爆発している、、どうなるかわからない、最悪のことも起きるかもしれない、、、
家族と話して数日後、ひとりで福島から自主避難することを選びました

あのときの恐怖って、単純に動物的な感覚だったのだと思います
命を、子孫を自分の選択で守ってあげること

その選択は私にとって正しくて、おかげで今とっても幸せな毎日を過ごしています。
あの時、あの恐怖は今まで味わったことのないものでした。だから私、1度あの時命を落としたんだと思いました。
だから新しい人生もう一度やり直しと思ってます。

自然に浸るようになって思うのが、どんな予想外のこともすべてが自然なこと。
計画通りにいくなんていうのが不自然なことなのかもしれない。
硬くならず、柔らかく透明でいれたら楽なんだ。

この1年間は自分を知ることができて、今どんどん楽に生きれるようになってきました。
これからがまた楽しみ
こんな時代に生きれているのがとても楽しみ
生きているうちどんな風に地球は変わっていくんだろう
毎日今を味わって楽しもう、それだけ今はやっていこう

どんどん軽く風通しのいいわたしになりたいな
まずは誰よりも自分を一番愛してあげようっと